稲田先生がおっしゃっていた治療とは「治すこと、痛みをとること」ではなく、「体の状態を変化させること」という考え方は重要だと思いました。

慢性化した痛みやコリを改善することは非常に難しいです。

「痛みをとること」を目的にしてしまうと、痛みの部位にばかりとらわれてしまい、体全体のことを考えなくなってしまったり、痛みが残っているから治療がうまくいっていないと思い込んでしまいます。

施術することによって、体の状 態を少しずつでも変化させていく。それを積み重ねていくことで、筋肉が緩んで体液の循環や血流が改善し、患者さんの体の治る力が増幅していくのだと思います。

その小さな変化を確認するためには観察眼や触診力が重要になってきますが、今回のセミナーではまず体の状態を変化させる基本的な方法として、「捉える・伸ばす・抜く・離す」の手技を学びました。

私にとっては、基本手技の中の「伸ばす」が新しい発見でした。

指圧の基本は漸増・漸減の垂直圧で、それを患者さんの呼吸や筋肉の緩みに合わせて行うということは今までもやっていましたが、捉えたあとに筋線維の方向に「伸ばす」ことで、より筋肉が緩むことが分かりました。
早速、明日からの治療に生かしたいと思います。

どうもありがとうございました。